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祝世界遺産登録20周年「紀伊山地の霊場と参詣道」

2024年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えます。
この記念すべき年に、高野町・九度山町の世界に誇る歴史・文化遺産を広く知っていただきたいと思います。

お知らせ

紀伊山地の霊場と参詣道

紀伊山地は、標高1000m~2000m級の山脈が東西あるいは南北に走る山岳地帯で、年間3000mmを超える雨量が豊かな森林を育んでいます。
自然がもたらす恵みとその脅威に、古代の人々は、山や岩、森や樹木、滝や川など自然のあらゆるものに不思議な力を感じ、神様が宿っていると考えていました。
古代からの山岳信仰に、神道や仏教、道教、陰陽道などが混じりあって「修験道」が生まれました。弘法大師空海が中国から伝えた「真言密教」も高野山を中心に紀伊山地を修行の場としました。また、平安時代には、仏教の影響を受けて本宮・速玉・那智の神様は「熊野三山」または「熊野三所権現」とよばれ、多くの人々の信仰を集めるようになりました。
このように、紀伊山地には起源や内容の異なる「高野山」、「熊野三山」、「吉野・大峯」の三つの霊場とそれぞれにお参りする「参詣道」が生まれ、都をはじめ全国から多くの人々が訪れるところとなり、1千年以上にわたって、「日本人の心」と「文化の発展と交流」に大きな影響を与えてきました。
和歌山、三重、奈良の三県にまたがる世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は、豊かな自然がもたらした「山岳霊場」と「参詣道」の歴史的環境、自然的環境、人文的環境の他に、「文化的景観」が日本で最初に評価された世界遺産で、世界でも類を見ない資産のひとつとして高く評価されています。
自然崇拝から起こった「熊野三山」、空海が開いた真言密教の聖地「高野山」、その自然崇拝と仏教が結びついた修験道の「吉野・大峯」は、「熊野参詣道」、「高野参詣道」、「大峯奧駈道」などの参詣道とともに、広い範囲にわたって極めて良い状態で残されています。また、それらが現在も人々の暮らしと心の中に息づいている点においてもたいへん貴重な資産といえます。

このページに関するお問合せ先
九度山町教育委員会 社会教育課 TEL: 0736-54-2019(代表)
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